昔は全て手書きの文章(カルテなど)動いていたのですが、この数年で全てが電子化されました。
若い頃より肩こりに悩まされ続け、漢方薬やマッサージ、整体で辛うじて悪化を避けて来ました。
しかし電子化により、患者さんと対話したり手術をしたりする以外は殆どパソコン画面を見ながら作業する毎日となり、肩こりはひどくなって、二次的な頭痛やめまい、眼球の痛みに悩まされるようになりました。
一時、ある整体にて施術をお願いしていました。
当初は痛みの分、数日後には楽になっていたのですが、徐々にそれも効かなくなっていき、これに比例して施術も痛みを増していきました。
痛みで泣けてくる施術の際中、もうこの痛みによってさえもう私の体は治らないのだろうか、と自分自身が大変情けなく感じました。
もう悪化は避けられないのか、このままでは現在の仕事や生活を続けることもそう遠くない先に難しくなるのではないかと思い悩んでいたとき、どうにかならないかとインターネットで検索するとボディーバランス上原さんのことを見つけました。
「痛くない施術」と書かれてあり、施術の痛みとは逃れられないものであると信じていた私には驚きでありました。
壁にぶち当たっているような思いの中にありましたので、迷わず予約の電話をかけました。
暖かく迎えて頂きました。
実際施術を受けさせて頂くと、指示の通り自分で動いたり手を添えて頂いたりする内、いつのまにか体全体のこわばりが取れていて大変不思議な感覚でした。
続けて来させて頂き気づいたのは、施術による変化はそのとききりではないということです。
施術日と施術日の間、どう健康に過ごせるかというレッスンを受けているように感じています。
以前より自分の体と心をいたわるくせがついてきたように思います。
自分にとって必要なことは自分自身が知っている、まず自分を信じることから、というメッセージを一番初めのときにこちらで頂きました。
以前からこの考えを知ってはいましたが、身をもって知ることができたのは初めてでした。
医療者としても、このメッセージを大事にして患者さん方と私も今後接していきたいと考えています。大きな学びとなりました。
感謝申し上げます。
諏訪中央病院 外科 貝塚 真知子